令和5年11月3日(金・祝)、“実験体験&校内見学in土沢中”を実施しました。
この事業は吉沢地区の児童とその保護者を対象に、
「進学先を身近に感じてもらいたい」という土沢中の意向と
「地域と中学校の繋がりづくりをしたい」という公民館の意向からコロナ禍に始まりました。
講師は土沢中の桑原校長先生にお願いし、
前半は親子で楽しめる実験体験をしていただきました。
ここ数年は物理と化学の実験でしたが、今年は初めて生物の実験
「葉脈標本のしおりづくり」を行いました。
※葉脈標本:葉っぱの葉脈だけが残っている状態で、スケルトンリーフとも呼ばれる。
(普段は教壇に立つことがほとんどない校長先生の授業を受けることができ、それだけでもとても貴重な時間になりました)
強アルカリ水で煮た葉っぱを、水の中で歯ブラシを使って叩くように葉肉を落とし、乾かしてから絵の具で色を付けるというシンプルな行程ですが、葉肉を落とすのはコツと根気が必要でした。
約30分間、叩いたり、擦ったり、試行錯誤しながら自分自身のやりやすい方法を見つけながら丁寧に作業していました。
後半は標本を乾かしている時間を利用して、
校長先生案内のもと校内見学をしました。
普段生徒が使っている教室や図書室、パソコンルームなど、校内を隅々まで案内していただきました。また、来年度から中学校でも給食が始まるということもあり、
新しく整備された給食用のエレベータも見せていただいたり、今後始まる
リトアニアとの交流などの話も聞くことができました。
校内見学から戻ったらしおりづくりの仕上げをしました。
色の付いた葉脈標本をフィルムに挟み、お好みでラメを入れたりした後、ラミネーターでパウチして完成させました。
この事業の実施に当たっては、講師を務めていただいた校長先生をはじめ、実験の内容を考えてくださった先生の協力など、事前準備から当日の運営まで土沢中の方々に全面的にご協力いただきました。
学校行事等お忙しい時期にも関わらず、誠にありがとうございました!



