
前回のまでの投稿でお伝えした通り、石巻駅周辺まで津波は到達していました。しかし、現在は、復興が進みどこまで津波が到達したのか分からないぐらいになっています。
しかし、沿岸の地域に近づくとあたり一面の空き地が目立つようになります。そこには、震災前に多くの住宅や工場が立っていました。多くの方が亡くなっていることすら、痕跡がなくなっています。しかし、所々に花が手向けられており、ここで、悲しいできことがあったことを思い出させます。
( ここに掲載する文章・写真は、平成24年4月~27年3月に、なでしこ公民館の公民館主事を務め、現在、派遣職員として宮城県石巻市教育委員会にいる西海が記しています。3年間関わりのあった主になでしこ地区の皆さんに向けて、東日本大震災の被災地の現状を報告することを目的としています。)